今回は沖縄で全身火傷した話をしていこうかなと思います…。
コラム的な記事みたいな感じですね。
沖縄のギラギラした日差しも好きではあるのですが、対策をしていないと楽しい旅行がマジで地獄に変わってしまいます。
私の失敗談を元に、その時学んだ正しい対処法・予防策・必要な持ち物をまとめてみたのでぜひ参考にしていただけると幸いです…!
体験談|沖縄の紫外線を甘く見た結果、見事に火傷

まだ沖縄で遊ぶのに慣れていなかった頃、天気予報がやや曇りだったこともあり日焼け止めも適当に塗って半袖で外に繰り出していきました。
帽子も邪魔だし、長袖は暑いしって感じでビーチに直行。
それはそれはもうアホ面でシュノーケリングを楽しんだり、砂浜でごろ寝を繰り返したり。

「俺は海人(うみんちゅ)。いっちょ小麦色の肌でイケてる男をめざしますか」くらいに考えていたのかもしれません。たぶん考えていました。
結果的に愚かにも一日中太陽の下で過ごすことに。
悲劇はその日の夜、さっそくやってきました…。
「痛い…痛い痛いッッ!!!」
ホテルのシャワーがとんでもない痛みを与えてくるのです。限りなくほぼ拷問でした。
肌に水が当たった途端、火傷を負ったような激痛が走り、全身が真っ赤。
イケてる男の小麦肌どころか、母親に叩かれている子供の尻のような赤さでした。
触るだけでヒリヒリし、体の芯から熱を持っている感覚。鏡を見ると、首の後ろや肩、ふくらはぎなど、普段あまり日が当たらない部分まで赤く腫れ上がる始末。
もう全身お尻です。
結局、その日は何もできないので濡れタオルで体を冷やして我慢して寝ることに。
「おああぁあぁあぁあああっっ!!!!!」
翌朝はもっと悲惨でした。
ベッドから起き上がろうとしただけで服が肌に擦れて激痛、海どころか食事に行く気力さえ奪われ、予定していたアクティビティはすべてキャンセル。
もうね、どうにもできないんですよ。気合とかそういう問題じゃないんですよね。

「俺が何したっていうんだよぉぉ!!」
完全に自分のせいではあるのですが、全てを沖縄の日差しに責任転嫁する全身尻男の姿がそこにはありました。
後に地元の方に聞くと
「日焼けは火傷と同じ。最初が肝心」
と教わり、後悔と学びが詰まった旅となったのでした。いい話だなぁ…(?)
火傷レベルの日焼け、実際にどう対処したかという話

その後、楽しい楽しい沖縄旅行が無事療養の旅となったのですが、火傷レベルの日焼けに詳しくなったのでその対策を書いていきたいと思います。
冷やす
まず最優先は「とにかく冷やす」こと。
最初は「ぐあぁぁぁあ!」ってなりますけどそこは過去の自分を恨んでください。
筆者はホテルの冷水シャワーを軽く浴び、火照った肌の熱を落ち着かせました。ただし、冷水を長時間浴びると逆に肌が乾燥してしまうので注意が必要とのこと。
その後、氷水を入れた袋をタオル越しに当てる、冷たい濡れタオルを当てるなど、ピンポイントで冷やす方法に切り替えました。とにかく「熱を奪う」ことを意識するのが第一歩です。
保湿する

肌が落ち着いてきたら、次はしっかり保湿。
アロエジェルや日焼け用保湿ローションが理想ですが、ない場合は化粧水やボディローションでもOKみたいでした(肌に合う合わないはあるので、その点はいつもより気を付けて)
筆者はホテルの売店でアロエジェルを購入し、赤くなった部分に優しく塗り込みました(まあほぼ全身ですが)
アロエは火傷に効果がないって聞きますが、アロエジェルのパッケージには日焼けに効くって書いてあったので…。
このとき、ゴシゴシこすらず、そっと手のひらで押さえるようにつけるのがポイント。肌の乾燥は回復を遅らせる大敵です。
まあ火傷で肌痛いのにこする奴なんていねえよなぁ…?
水分を摂る

日焼けによって体内は軽い脱水状態になります。
特に火傷レベルの日焼けでは、皮膚が熱を持つことで体内の水分が奪われやすくなります。
筆者はスポーツドリンクと水を交互に飲み、水分をしっかり補給しました。
まあここまでしなくても、水かスポドリどっちかでもいいのかもしれませんが、早くこの痛みから解放されるならなんだってよかったんですよね。
正直お酒も行きたかったのですが、アルコールは脱水を進めるので、回復するまでは控えるのが賢明とのこと。
医療用アイテムがあれば使う
もし持っていれば、日焼け専用のケアシートや冷却ジェルシート、皮膚用ステロイド軟膏などを使うのも有効っぽいです。
筆者は持参していなかったので泣く泣く諦めましたが、こうしたグッズを持っていれば応急処置がよりスムーズだったと知り合いの日焼け火傷男に聞きました。
本当にどうしようもない時は病院へ

沖縄では毎年といっていいほど、日焼けによって救急搬送される方がいるそうです。
俺も一瞬頭をよぎりましたが結局呼ぶことはありませんでした。
救急車は本当に最後の手段的な感じで考えるようにしましょう。
日焼けに関しては自分で対策すれば防げることですし、救急隊の方のお手を煩わせるわけにはいきませんからね。
日焼けの効果的な予防法は?日焼け防止のための必須アイテム

次回から絶対に用意する!と誓った持ち物は以下。
SPF50+の日焼け止め(PA++++)
沖縄の強烈な紫外線には、最低でもSPF50+・PA++++の日焼け止めを使いましょう。
顔・体用を分けて準備し、海やプールなど水辺ではウォータープルーフタイプが必須です。
塗った後も安心せず、汗や海水で落ちた部分をこまめに塗り直すのがポイント。特に肩・背中・首の後ろなど塗り忘れやすい場所は要注意です。
一応下の記事におすすめの日焼け止めとか紹介しているので日焼けで地獄を見たくない方はぜひ見ていってください。
ラッシュガード・長袖・帽子・サングラス

肌を物理的に覆うのは、日焼け防止に最も確実な方法です。やっぱり直射日光から物理的に肌を守れればそれが最強ですからね。
そもそもの話、沖縄にはすごいおしゃれな眼鏡&サングラスのお店があるのに無防備に遊びまわってしまったのか…。絶対に日焼け対策の装備は必須です。
また、海ではラッシュガードや長袖Tシャツ、街歩きではUVカット素材の羽織りがあると便利です。
広いつばの帽子や紫外線カット仕様のサングラスも、顔・目を守る大事なアイテムです。
日傘・サンシェード

街歩き中や観光地めぐりでは、日傘があるだけで体感温度がぐっと下がり、日焼け防止にも役立ちます。
俺はおっさんなので日傘には抵抗ありましたが、日焼けの痛みと天秤にかけたら全然日傘使うと思います。女性は特に使った方がいいかも。
ビーチでは、サンシェードを用意して直射日光を避けるスペースを確保すると◎。休憩時間に涼むことで、肌だけでなく体全体の負担軽減にもなります。
リップクリーム(UVカット付き)
唇も紫外線ダメージを受けやすいパーツです。
筆者は以前、沖縄旅行で唇がひび割れて痛い思いをしました。
全員唇が痛くなるかはわかりませんが、そういう人もいると思うので、肌があまり強くないかも…という方は、UVカット成分配合のリップクリームをこまめに塗り、しっかり保護しておきましょう。
知っておきたい!沖縄の日焼けに関するQ&A
Q1:曇りの日なら日焼け止めなしで平気?
→ いいえ、曇りでも紫外線は約80%透過。必ず対策を。
Q2:子ども連れの場合、特に注意すべき?
→ はい、子どもの肌は大人より薄く敏感です。
子ども用日焼け止め・帽子・長袖・こまめな休憩を心がけましょう。そもそも熱中症とかも心配ですしね。
Q3:もし症状が重い場合は?
→ 火傷のような水ぶくれ、強い痛み、発熱があれば皮膚科を受診してください。
もうそれは普通に火傷かもしれません。
Q4:日焼け止めは何時間ごとに塗り直せばいい?
→ 基本は2〜3時間ごとの塗り直しがおすすめです。
特に海やプールで泳いだ後、汗をかいた後はこまめに塗り直しましょう。ウォータープルーフタイプでも完全に落ちないわけではないので注意です。
Q5:日焼け後、冷やした後はどんなケアが必要?
→ 冷やして熱を落ち着かせた後は、保湿が最優先です。
アロエジェルや保湿クリームをたっぷり塗り、乾燥を防ぐことが回復の近道です。無理に皮を剥がしたり強くこすったりしないようにしましょう。
Q6:冬の沖縄でも日焼けの心配はある?
→ 冬場でも沖縄は紫外線量が高いので油断は禁物です。
気温は低めでも、紫外線は本州の春~夏並みに強いことがあります。冬旅行でも日焼け止めは必ず用意しておきましょう。
まとめ
沖縄の海やビーチは最高の癒しスポットですが、強烈な紫外線は大きなリスクにもなります。
筆者のように「大丈夫だろう」と油断すると次の日からあなたの旅行は室内修行に早変わりです。
日焼け止め・服装・保湿などの準備を万全にし、安心・安全な沖縄旅行を満喫してください…。